百日咳が流行しています。

百日咳は、乳児にとって重症な病気の一つです。単に咳が続くだけの病気ではなく、乳児が感染すると重症化し時に命に関わることもあります。一方で年長児や成人が感染しても長引くかぜ(咳)くらいの認識しか持たれないことが多いため、感染を拡大してしまうことが少なくありません。乳児期の定期予防接種に含まれていますが、接種後10年もたたないうちに免疫が低下してしまい、知らないうちに感染してしまうことが知られています。

対策は次の通りです。
①生後2ヶ月になったら、出来るだけ早く予防接種を受けて百日咳を予防してください。
②4種混合ワクチンや5種混合ワクチンを接種していないお子さんで、咳が続く場合には速やかに受診してください。
③また、成人も含み、小学校入学以上のお子さんで咳が1週間以上続いて改善しない場合には、ワクチン接種していても早めに診察をお受けになってください。

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